第2回 #エモ電フォトコンテスト
受賞作品発表
九州7県内の電柱をテーマにした
第2回 エモい電柱フォトコンテスト。
みなさまより「電柱愛」のあふれる
大変沢山のご応募を頂きました。
厳正な審査の結果、受賞作品20点が
決定しましたので、ご紹介させて頂きます!
[講評] 審査員 栗山 喬
雲海のスケール感と電柱のシルエットが
良い感じにマッチしてると思いました。
写真を見ていて、自分も撮りに行きたくなりました。
[講評] 審査員 田中 達也
俗世から離れているような幻想的な光景だと思いました。
日常の雑多なシルエットが霧によって隠されて、
電柱が浮き立つ様が素敵です。
[講評] 審査員 田中 達也
飛ぶ鶴、佇むカラスと一体化したような電柱、山の下にそっとある電柱、更に下に民家。日本画のような美しさを感じました。
「あのカラスは何を見ていて何を思ってるんだろうか」なんて事を考えてみたくなるような素敵な作品ですね。
[講評] 審査員 栗山 喬
背景の電柱の構図としてのバランスやボケ具合が
とても美しいなと思いました。
主題の鳥達に対しての奥行き感も合って好きです。
[副講評] 審査員 田中 達也
あっと思った瞬間、窓越しに撮ったような感じがしました。
網戸を動かすと鳥に逃げられてしまうかもしれない…今しかない!
そんな撮りたいと思う気持ちに共感しました。
[講評] 審査員 田中 達也
激しい夜雨に怯まず仕事をする電柱にお父さんの背中のような存在感を感じました。
電気の光に照らされながら、淡々と当たり前の事をやってるんだけど、
それがかっこいい!
ドラマチックな作品ですね。
[講評] 審査員 栗山 喬
背景は朝霧でしょうか。
手前のコスモスのボケ感と背景が相まって、電柱の存在感が引き立っていて美しいなと思いました。
[講評] 審査員 田中 達也
電線の曲線と道路の曲線、縦に画面を割る電柱、緑の景色の中に赤い服。
沢山の電柱が並ぶ風景からここを切り取ったところに構成力を感じました。
同じ場所の別の季節はどんな風にみえるのか想像力を掻き立てられます。
[講評] 審査員 田中 達也
電線が白く輝く時、いいなぁと思う事があります。そんな視点を映し出してくれて、嬉しいなと思いました。
他にも白い電線の作品がありましたが、より光っている事が伝わってきたこちらの作品を選ばせて頂きました。
[講評] 審査員 栗山 喬
夕陽に光る電線と坂の奥行き感が良いですね。
車の後ろ姿とブレーキランプも
良いアクセントになってると思います。
[講評] 審査員 栗山 喬
ロケーションも撮影された時間も良い感じですね。
ノスタルジックな風景のなかで電柱のシルエットに美しさを感じました。
[講評] 審査員 田中 達也
びっしりとしたフジツボが印象的な電柱。奥に電線を入れた事で手前の柱が電柱なんだろうなという事が分かります。
モノクロでまとめたのも効果的だったと思います。
時間の流れを感じる作品ですね。
時間帯もロケーションも良いですね。この電柱がこの建物に電気を引いてるんだなーと感じられました。 (講評 栗山)
暗い空に小さな明かり。電柱の役割をシンプルに示すような作品だと感じました。この一本があってよかった…と思わせてくれるような電柱です。 (講評 田中)
鳥が止まったタイミングと夕陽の位置がバッチリですね。
アンダー気味で撮られているのも好きです。 (講評 栗山)
歩道橋の上からの撮影でしょうか。
連続する電柱の奥行き感、通行人の方達、どことなくノスタルジックな街並みと、全体的なバランスが好きです。 (講評 栗山)
いつのまにか身長を追い抜かれてしまった電柱が一生懸命背伸びをしているように見えて、かわいいと思いました。
電柱の横にフキダシを描いて、感嘆符をつけたり、漫符をつけたりして遊んでみたくなるような作品です。
ちょっと電柱が電柱が斜めになっているのが良かったと思います。 (講評 田中)
電線がどこまでも繋がっている壮大さを感じました。
畑に見える雪の線も構図を引き立ててますね。
(講評 栗山)
入道雲を背景にシルエット的な電柱がかっこいいなと思いました。
雲のもこもこ感とパキッとした電柱がお互いを引き立てあってます。 (講評 田中)
モノクロで撮ることで電柱の存在感が増してる気がしました。太陽と人の位置もバランス良いですね。 (講評 栗山)
かくれんぼがうまそうな電柱ですね。馴染んでるなぁと思いました。
コンクリートの電柱を描く事が多いので、こういう木製の電柱も描いてみたいと思いました。
(講評 田中)
電柱の詳細さが波をバックに映えていますね。
太陽の照り返しの中の電柱がスポットライトを浴びているように感じました。 (講評 田中)
審査員・プロフィール
Takashi Kuriyama
写真家・フォトグラファー
(鹿児島市出身・福岡県在住)
Instagramのフォロワー数 5万人を誇る。
https://www.age-cox.com/
審査員・プロフィール
Tatsuya Tanaka
アニメーター '81年生まれ(宮崎県出身)
筑波大学芸術専門学群中退。イラストレーター、動画マンとして活躍した後にスタジオカラーの第一回作品から参加。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』『:破』で原画、『:Q』『シン・エヴァンゲリオン劇場版』でディテールワークスを担当。電柱、電線、電話などを描き、ファンから"電柱作監"の愛称で親しまれる。