第4回 #エモ電フォトコンテスト
受賞作品発表
九州7県内の電柱をテーマにした
第4回 エモい電柱フォトコンテスト。
みなさまより「電柱愛」のあふれる
過去最多1355点ものご応募を頂きました。
厳正な審査の結果、受賞作品20点が
決定しましたので、ご紹介させて頂きます!
[講評] 審査員 齊藤 ふみ
今回エモ電旅で気づいたのは、どんな山の上にも、電柱があって、それが不思議なほど自然に溶け込んでいるということ。
野焼きにも、こんなにも合う。むしろ、かっこよさがさらに増している。
映画のワンシーンみたいです。
[講評] 審査員 齊藤 ふみ
太陽と月が好きです。
きっとみなさんも、そうだから、自然を象徴する月と一緒に撮影すること、多いと思うのですが、この写真は、月も電柱もどちらもちゃんと主役に見える。まるで竹取物語みたいに、電柱の中に、かぐや姫いるかも!って思いました。
[講評] 審査員 福島 啓和
こういうロケーション個人的に大好きです。カメラ一つ持って散歩したくなる誘惑されてしまう作品と思いました。タイトルにあるように走る車が郵便局の車というのがポイント高いですね。
手前のガードレールを入れて奥行きつけているところにストーリーを感じます。
[講評] 審査員 福島 啓和
大切な人がやってきている、そのワクワクする気持ち、色々想像しちゃいました。とてもストーリー性を感じる昨日です。
ドキュメンタリー写真のようでもありポートレートでもあり、いい感じの情報過多感が絶妙です。
[講評] 審査員 齊藤 ふみ
一瞬、このボコボコしたものはなんだろうって思いました。よく見ると、沢山の人で。それに気づいた時、まるで電線の屋根の下に、みんなが寄り添い集まっているようにみえて。
生活に欠かせない、電気と人。そしてこの夕日。
なんか、胸がギュッとなりました。
[講評] 審査員 福島 啓和
一面に広がるひまわりの中にポツンと電柱を配置した構図の良さが素敵です。
電柱がなければただの観光写真になりかねませんが、選ばれたレンズの焦点距離で電柱のサイズをバランスいいサイズにされているところにセンスを感じました。
[講評] 審査員 福島 啓和
一見ガチャガチャしているように見え、左側の電柱の処理が悩ましいのですが、道端に座ってふと振り返った瞬間の風景のようでその場にいるかのような錯覚に陥るライブ感が伝わりました。
コスモスの手前ボケがさらに効果を出しています。
[講評] 審査員 福島 啓和
クロード・モネの絵画のような作品。
霧でコントラストが落ちた優しい質感をうまく使われていて、季節感もしっかり伝えられている。
電線に宿る小鳥と歩行者がいいアクセントになっていて、おもわず笑みが出てしまいました。優しさに溢れた作品です。
[講評] 審査員 齊藤 ふみ
写真を撮ろうとするときに、どこを舞台にするかは自分で決められるけれど、
この雲は、その瞬間にしか生まれないものだから、
この景色は、奇跡だと思いました。
目が痛むほどの青空に、もくもくとした黒い雲。まるで額縁みたいに電柱があって。
あの雲から、何が出てくるのか、妄想が止まりませんでした。
[講評] 審査員 齊藤 ふみ
とにかく可愛い。
電柱は、猿にとってのアスレチック!
電柱が必要なのは、人間だけではないのだと。。
共存するってこういうことだと感じさせてくれる一枚。
私には、撮影技術は全くわからないのですが、素晴らしいと思った一枚。雨粒がドット模様になって、それがくっきりと水溜まりに落ちていて。
そこに映る電柱も、ぼんやりしているのに、くっきりとした存在感。Tシャツにしたい!
(講評 齊藤)
他の作品にはない表現で目を惹きました。廃油の上の水たまりでしょうか、わずかに見える茶色くオイリーな質感が工場感を感じます。雨粒がひたりと止まって可愛らしく雨を表現されているのは作者のクリエイティビティを感じます。電柱の存在がなければこの作品は成立しなかったと強く感じました。 (講評 福島)
この場所どこ? と、想像力を掻き立てる風景。
水溜まりに映る景色が本当にくっきりとしていて並んだ電柱も美しくて。
パラレルワールドが、あるんじゃないかと思わせてくれる一枚。
この、シンメトリーがたまりません。
(講評 齊藤)
電柱を中心に、星空がまるでアンテナのような、まるーい軌道をスローシャッターでとらえたお写真。タイトルもストーリーを感じられ、良いと思いました。(講評 野中)
「あら、かわいい!」 思わず心で声を出してしまいそうな作品。彩度の低い写真でありながら温かみを感じます。等間隔に並ぶ鳥に敬意を払うかのようにシンメトリックな構図にされているのは作者の人柄を感じました。(講評 福島)
一見これはなんだ?? と思ったのですが、窓の写り込みを生かされた作品だったのですね。
作者の自由な視点とアンテナの感度の高さが光っています。他に作品にはない視点で撮られているところが評価高いです。(講評 福島)
写真をあえて天地逆さまにして、電柱と打ち上げ花火を線香花火に見立てたそのアイディアに脱帽です!(講評 野中)
電車の車窓から見えた電柱と夕日雲にノスタルジーなエモさを感じる素敵なお写真だなと思いました。日常に寄り添っている電柱がこの一枚に表現されているなと感じました。
(講評 野中)
情報が多い写真だけど、全てに意志を感じる作品と感じました。電柱の存在が美しい夕暮れに負けていない、何か訴えかけてくるものを感じます。ガラスに映る電車の車内がより生活感が伝わってきて、作者のこの土地への誇りを感じました。(講評 福島)
静かな1日の終わりを感じる作品です。
気の利いたコピーを入れたくなりますね。
コントラストが低い感じが夏の切なさを表現しているようです。
(講評 福島)
なんとなく、見たことのあるような電柱のある風景。見た人が、この写真をみてそれぞれの記憶を思い出しそうな良いお写真だと思いました。
(講評 野中)
まるでこの場にいるような空気感。手前にしっかりと障子や窓枠を入れた構図が素敵です。
狙っているようで狙っていない、視界に広がる風景をありのままに切り取られていて没入感に陥ります。会いに行きたくなる風景です。
(講評 福島)
審査員・齊藤 ふみ &
野中 美希
沢山の沢山のご応募、ありがとうございました。
私がこのお仕事をいただいてから、インスタにもラジオにも、友人や子供たちからも、応募します! 応募しました! という声をいただきました。本当にありがとうございます。
当たり前の風景が、電柱、というひとつに目を向けるだけで違って見える。私は、電線が渡っている風景が、自然や人や生活を繋ぐものに見えました。
人が発明したもので、街も心も、こんなにも明るくしてくれたものはないのでは?! と、改めての気づきにもなりました。
まだまだ エモ電旅 は続きます! 是非引き続き、インスタチェックしてください! (齊藤 ふみ)
どこにでもある電柱だけど、撮影する皆さんの個性や見方によって、百電柱(人)十色な電柱を沢山見ることができて、とても楽しく、ワクワクしました! たくさんのご応募、本当にありがとうございます!
そして電柱撮影って、やっぱり奥深くて面白いなと皆さんのお写真を拝見し、再確認しました。このコンテストを通じて、電柱写真の魅力と電気の大切さを感じていただければ、何よりです!
(野中 美希)
審査員・福島 啓和
1355通ものたくさんのご応募をいただきありがとうございました!
どの作品も個性にあふれ、当たり前のように存在する電柱をこんなにもエモーショナルに切り取られている作品ばかりで感激でした。作品と対峙しながらいろんな妄想をしたりストーリーを感じたり、心豊かになる選考でした!
もっと皆さんの作品を見て見たい、その作品からたくさん刺激を受けたい! すごく感じました!
皆さんの感受性豊かな作品をこれからも撮り続けていただき、また素敵な作品に会えることを楽しみにしております。ありがとうございました!!!